コラム

Speee流 ビジネスデベロップメントの原動力 - エンジニア編

2015年11月12日

複数事業を生み出すBizDev(ビジネスデベロップ)集団「Speee」の職場環境・開発環境がとても気になったので、聞いてみました。

株式会社Speee

ウェブマーケティングやBtoCメディア事業、医療分野への参入など、BtoB・BtoCの両軸でさまざまな事業を創造するビジネスデベロップ集団。

(社員数260名、約30名のエンジニアが在籍)

事業について

現時点では、以下の3つが事業の柱になっています。

  1. SEOなど、企業のウェブマーケティングを支援するBtoB事業
  2. 個人が保有する不動産の査定を一括で受けられるサイト「イエウール」などのメディア事業
  3. 医療領域への参入や海外事業などの新規事業

会社の特徴

Speeeが目指すのは、社会に求められるサービスを次々とつくり出し、自らをスケールさせていくこと。

モバイルSEO事業からスタートし、その後、アドテク・メディア・スマートフォン事業と、事業創造を続けてきましたが、私たちは、まだ、この結果に満足してはいません。もっと、世界にインパクトを与える、社会の不を解決できる事業やサービスを生み出したいと思っています。

そして、そのために、Speee自身が事業をつくり出すための最高のプラットフォームであるべきだと考えています。そこで、私たちはSpeeeをプロダクトとして捉え、企業として組織としてのあり方にも大きなこだわりを持っています。

エンジニアのコミュニケーション方法

オフィスが3拠点にあるので、PC上でのコミュニケーションではchatwork,Slackを利用しています。
ですが、業務上のコミュニケーションはラフな連携も必要ですので、社内のところどころにある丸テーブルなどのフリーMTGスペースで行われることも多いです。またホワイトボードとプロジェクターは各席(島単位)に割り振られているので、MTGルームにこもって話すというのではなく必要なときにすぐに連携がとれる体制としてスピード感を重視した連携方法をとっています。

また、各オフィスにカフェがあるので自然な形で他部署・他職種とコミュニケーションがとれるようにもなっています。

リフレッシュ方法

マッサージチェアや漫画喫茶のようなフラットシートの集中ルーム兼仮眠室などがありますので、自分のタイミングで集中開発やリフレッシュの時間をとることができます。

またSpeeeCafeでは、市場に流通する上位5%の特別の豆を仕入れ、味に拘ったエスプレッソやドリップコーヒーを飲むことができます。誰かがコーヒーを淹れると、自然に人が集まってくる憩いの場になっており、ランチタイムやブレストMTGなどさまざまなシーンで活用されることがあったり、コーヒーを入れる人により味が変わるので、美味しさを競ったりする場面もあります。

勉強会や社内イベント、同好会等

エンジニアの場合だと、ランチ時間には集まってコーディング風景を眺めるランチコーディングや社内で有志が教えるScala勉強会などが定期的に開催されています。また全社向けに月1,2回エンジニアが主催する技術勉強会を行っていたりします。

社内には学習のためのライブラリー制度というものがあり、そこにある書籍は1500冊を超えます。中には専門書や技術書も多数あり、新しく欲しいものはすぐに購入することができます。

社内イベントとしては年1回全社員参加で社員旅行にいっていたり、部活動はフットサルや野球、グルメ社員が集まったカレー部や酒好きが集まった日本酒部といった活動もあります。これは職種や部署に関係なく交流をはかる機会にもなっています。

ユニークな制度

制度というわけではないかもしれませんが、「Speeeカルチャー」という指針があります。

これは、ただひと時の成功ではなく、自らのためだけの事業でもなく、ずっと社会に求められ続ける事業を生み出すことができる「人格を持った企業」であるために生み出された指針です。

「期待+α」や「本質の見極め」「素直、謙虚、率直」といった、成功する社会人にあるべき要素を15個の項目でまとめています。

また毎朝朝会で、Speeeカルチャーに基づいたスピーチを実施しており、スピーチ担当社員がカルチャー体現者を指名しています。そして数多く指名された社員の中より役員が選出し、半年に一度の表彰式にてSpeeeカルチャー賞が送られます。

働く環境だけなく、働く人格形成も大事にしているおかげで、セールスもディレクターもエンジニアもセクショナリズムのないコトに向かえる環境が出来上がっています。

クライアントOS

基本的はMacBookProが標準でMac環境が多いです。
必要に応じてWindowsPCやiMacを合わせて使っている場合もあります。
キーボードやマウスは拘りのものを持ち込むエンジニアも多く、HHKBやKinesissなどを使っていたりします。

サーバOS

基本的にはLinuxです。
社内インフラ関係ではWindowsサーバを利用している箇所もありますが、開発においては全般的にLinuxを採用しています。

データストア

データベースは、主にMySQLを利用しています。
AWS環境ではRDSを利用することも多いです。
KVSはRedisやMemcached、MongoDBなどをケースによって使い分けています。
最近ではビックデータを扱うことも増えてきましたので、RedShiftやBigQueryなども使う機会が出てきています。

開発言語

サーバサイド言語はメインでRubyを使っており、フレームワークはRuby On Railsを採用しています。
また用途に応じて最適な言語を選択することもあり、アドサーバの開発ではgolangを選択しています。
ネイティブ言語はiOSはSwiftメインでAndroidはJavaです。今後はRxSwift、RxJavaも積極的に取り入れていく予定です。

ネットワークインフラ

最近ではAWSをはじめとした、クラウドを選択しています。
場合によっては、クラウドとオンプレミスを合わせたハイブリット構成もとることがあります。
このあたりはエンジニアとしてのアーキテクト選定ができる楽しさにも繋がっています。

その他開発環境・アピールポイント

開発効率の向上と社内の技術力強化を目的に、メイン開発言語をRubyに移行。
まつもと氏、井原氏の2名の顧問のサポートのもと組織制度や開発体制を刷新し、「テクノロジーカンパニーとしてのSpeee」を目指して参ります。

Ruby on Railsを用いたRailに乗った開発を基本指針とし、テストコード、CI、コードレビューの徹底を図っています。

また嗅覚を働かせ、なるべくトレンドなツールやアプリケーションは積極的に試用、導入をするように心がけています。コード管理はGithubがメインで、イシューをつかった開発をするところもあればbacklogやTrello、Pivotal Trackerなどを利用しているところもあります。

SpeeeのようにToB、ToCなど多くの事業をやっている企業は開発スタイル、タスク管理もケースバイケースで最適な形にしていくことが重要なので、共通化の意識は持ちながらもプロジェクトにあった最適な開発手法やツールを選択することが必要とされます。その結果として良かった事例やツールなどは全体へ共有され、全社的に取り組むべきと判断したものは共通化する動きをしています。

エンジニア育成のための研修や特別な取り組み

基本的には現場に任せていく方針でマネジメントメンバーがトップダウンで決める体制ではなく、部署間を超え現場の開発リーダーが集まり、社内の共通開発基盤について議論を重ね、開発方針を決定するボトムアップができる形で開発体制をしいています。これはオープンソース開発のような感覚で業務に活かせる楽しい開発をしたいという想いと、各リーダー陣が今後のエンジニア組織を引っ張っていくような成長をして欲しいという想いからはじめたのですが、現在では開発部のコアを担うプロジェクトとなっています。

Speeeに転職し、活躍するエンジニアの出身企業

ALBERT、KLab、コナミ、楽天、アドウェイズ、トーセ、ドリコムなどの出身者が活躍しています。

株式会社プロコミットは、株式会社Speeeのパートナーとして、エンジニア勉強会やSpeeeでのキャリアに興味をお持ちの方とお話をさせていただく機会を設けております。ご興味のある方は下記ボタンからお気軽にお問い合わせください。

エンジニア勉強会や求人情報を知りたい方はこちら

(以下、Speee 採用サイトより引用)

技術×ビジネス

それがSpeeeのエンジニアの共通して持っている考え方です。
技術を使い、何をなすか?、が重要と考えているので、僕たちは無駄な開発はやりません。技術を手段と捉え「技術によるレバレッジ」と「技術による発想」で、会社を支えています。そのために技術を磨き市場価値を高めることがSpeeeの考えるエンジニアのプロフェッショナル像です。

 

株式会社Speeeの会社概要
会社名
株式会社Speee (Speee, Inc.)
所在地
東京都港区六本木4-1-4 黒崎ビル5階
東京都港区六本木2-4-5 興和六本木ビル2階
設立
2007年11月29日
代表取締役
大塚 英樹