インタビュー

スマートエデュケーションが目指す、理想のチームとは?

2013年12月3日

株式会社スマートエデュケーション

代表取締役 池谷大吾氏

明治大学大学院理工学研究科修士課程修了後、2000年日本ヒューレットパッカードに入社。大手携帯キャリアの基幹システムの開発プロジェクトに従事。2004年にサイバーエージェントグループ(シーエー・モバイル)に参画し、公式サイト、SNS、ソーシャルアプリといった 数多くのモバイルメディアの企画開発を経験。執行役員、取締役、子会社社長を経て、2011年スマートエデュケーションを創業。

≪スマートエデュケーションのインタビュー前編はこちら

成長するにつれて、スマートエデュケーションの人と組織はどのように変化してきましたか?

これまでは、何とかプロダクトを立ち上げなければいけない、サービスをまず世の中に出さなければいけない、ということで、がむしゃらに「油田」を掘り続けてきた感じです。

よって、「腕が立つこと」を重視してやってきました。幸い、それでも非常に良い人が仲間になってくれてうまくいっていますが、これからはもっと、「カルチャーフィット」を重視していきたいと思っています。

もちろん、スペック面で大きく妥協することは無いのですが、私たちがやっているサービスの性質や、世の中との関わりを考えると、「スマートエデュケーションに合う人」というものをもう少し明確にしてチーム作りをするべき時期に来ているのではないかと考えています。

「スマートエデュケーションに合う人」を、もう少し具体的な言葉にするとしたら、どうなりますか?

結構難しいんですよね、言語化が。合宿でもやらないと(笑)。

敢えていうと、私たちは「ものづくりの会社」であり、「子ども向けのおもちゃを作っている会社」ですから、やはり子どもの未来を考えて、「消耗しないものを作る」といった、中長期的な目線があるかどうかは結構重要だと思っています。

インターネット業界やモバイル業界は消耗するものを作ることが多いので…。入れ替わりはありますが、その時々の子どもたちに、10年、20年と使われていくものを、ちゃんと作っていきたいという思いには共感してほしいと思います。

あとは、自分で課題を見つけて、自分で解決していける力というのは、どの職種においても共通して、求めたいなと思うところですね。

一方で、多様性というか、個性は歓迎しています。20人いれば、40個の目があるということです。偏った目ではなく、いろいろなところを見られるチームでありたいですね。

それに、十人十色、強みが違うのも心強いです。私たちは、ひたすらプログラミングをしていればアプリができるかというと、そうではありません。絵本作家さんやコンテンツホルダーとの関係を、構築していくことも非常に重要な要素です。

特に、ベテランの絵本作家さんなどはとても個性的ですので(笑)、「誰とでも仲良くなって、味方にして帰ってきます」、という人はものすごく心強いんですよ。必ずしも、ネット業界のバックグラウンドでなくても、活躍できる余地は大いにあると思っています。

職種でいうと、どのような人材を求めていますか。

やはり、エンジニア、デザイナーといったものづくりの人たちについては、ぜひお会いしたいです。自分たちでいうのもなんですが、私たちの仕事は、「技術的なチャレンジ」「社会的な意味」の両面を満たせる希少な機会ではないかと思うのです。

「技術的なチャレンジ」という観点からいうと、エンジニアにとっては、かなりのやりがいを提供できるのではないかと思います。スマートデバイスでリッチなユーザー体験をさせようとすると、これまではほぼゲームしかないといっていい状況でした。

私たちのサービスは大人向けではありませんが、子どもたちに提供する体験は、「シンプルでありながらリッチなもの」にしたいと思っています。「子どもが直感的に使っている裏側のテクノロジーは、結構すごいんだぞ」、という醍醐味があるのではないかと思います。

デザイナーの方に対しては、「世界中の子どもたちに、言語を介さずに使われるプロダクトを作りましょう!」と言えば、デザインがいかに重要かをお分かりいただけるのではないかと思います。

直感的にわかりやすくなければいけませんし、魅力的である必要もありますから。それに、「こんなに手間をかけて作り込んでいいのですか」とよく聞かれますが、「どうぞどうぞ、どんどん手間をかけちゃってください」という感じです。

子ども向けだからこそ、手間を掛けなければいけないんです。私たちが目指しているものは、あくまでも擦り減らない「ロングラン」ですから。

素晴らしいエンジニアやデザイナーとお話していて、もったいないなと思うのは、作ったものが今は残っていない、ということが多いことです。ゲームなどはまさにそうですが、短期間に消費され、飽きられてしまって今は残っていない。で、次の新しいものを作る、ということになりがちですが、それはあまりにもったいないと思うのです。

まさに「制作スタジオを立ち上げている真っ最中」といった感じで、やっていて面白いです。最初は技術の問題で作れなかったアプリも、素晴らしいメンバーが集まって海外向けにリリースすることができるようになっています。まだまだこれからです。未就学児の領域は、世界的に見てもイノベーションをたくさん起こせる分野だと思いますから。

エンジニア、デザイナーの方たち以外にも、さまざまな可能性がありそうですね。

もちろん、あります!

『ザ・プロデューサー』というか、すごいものを企画してまとめ上げられる人には興味があります。他でも、たとえば「お母さんを掴める人」はいいですね。

私たちのアプリを使うのは子どもたちですが、興味を持って、インストールしてくれるのはお母さんであることが多いですから。

それ以外にも、会社がとにかく進化の真っ最中なので、いろいろな可能性があります。ネット企業のバックグラウンドを問わないポジションももちろんありますので、私たちのやろうとしていることに共感してくれて、興味をお持ちいただけたら、ぜひアクションを起こしてみてもらえればと思います。

スマートエデュケーションでは、今後の更なる成長に向けて積極的に採用を行っています。ご興味をお持ちの方はこちらからご連絡ください。